住宅性能評価の検査の実態

先日、あるお客様から依頼を受けた新築工程検査サービスの構造チェックをするために、新築現場にお邪魔してきました。

その新築住宅は、業者様の方で、既に住宅性能評価の構造検査と役所の中間検査をすでに終了していて、問題がないと工務店様が

言っておられました。ただ、お客様の方でも念のため、確認してほしいとの事でしたので、構造をチェックさせて頂くと・・・・!

何と、筋交いプレート(在来工法の筋かいの取付けを確実にする為に用いられるZマーク表示金物。地震時、筋かいのずれ、引き抜きに対処するため用いられる。)のビスが抜けている箇所が2箇所ありました。また、他にも金物のビスも抜けていました。また、ルーフィングの破れている箇所もありました。

構造の不具合

現実に、役所の中間検査は、早ければ10分位、かかっても30分位で終わります。また、住宅性能評価の検査も、現実には、委託の検査員さん(簡単に言えば、建築士のアルバイトです)がこられて、30分位チェックされるだけですので、どうしても、抜けが出てくる可能性があります。弊所の構造チェックは、2時間前後はかかりますので、抜けが出る可能性が少ないと思います。少しでも、安心したいお客様は、ぜひ弊所の新築住宅工程検査サービスをご検討ください!

 

おすすめの記事