新築マンションの内覧会のご依頼いただいたお客様から、内覧会後にご連絡を頂きました。「再内覧会の日が決定したのですが、再内覧会の対応方法や注意点等を教えて頂けませんか?」再内覧のアドバイスとして、一番大切なことは、「指摘箇所の補修内容に対して、お客様が納得できない場合は、妥協しないことが大切です。(印鑑及びサインをしない)」基本的に、施工会社は、下請け業者に任せて、補修させるので、一緒に確認していただける施工会社の担当の方は、指摘箇所が修復されているかどうかは、お客様をご案内する直前に確認する程度ですので、指摘箇所が修復されていない可能性も多々あります。その場合は、指摘箇所が修復されていないとハッキリと言っていただいても問題ありません。また、下請け業者が補修作業をする時、指摘部分は、修復されますが、その周辺部分にキズをつけたり、汚すことが多々ありますので、指摘箇所だけではなく、その周辺部も確認した方が良いです。そこで、新たなキズや汚れなどを見つけた場合は、施工会社の担当の方に指摘してください。ご依頼のあったマンションで、内覧会での検査させて頂いた結果、約70カ所位の指摘箇所がありましたので、再内覧会において、おそらく、何か所かは、治っていなかったり、新たな指摘箇所がでてきたりする可能性があります。その場合、再々内覧会になる可能性があります。再々内覧の場合、数が少なかったり、あまり大きな問題がない場合は、再々内覧を行わずに、施工会社に一任しても良いと思いますが、どうしても気になられる場合は、お客様が立ち会って、確認された方が良いと思います。実際にあった話ですが、お客様によっては、指摘箇所が残っている場合、指摘箇所を携帯のビデオモードで映して、担当者と責任者に「これらの指摘箇所を責任をもって直します」と言ってもらい、その場面も携帯のビデオモードで、撮影された方を見たことがあります。もし、上記のことをするなら、責任者(施工会社の所長)の方に一言を言ってもらった方が、いいと思います。そこまで、する人は少ないので、心理的プレッシャーがかかり、お部屋で、施工会社の方が立ち会いの元、下請け業者が補修作業をするので、結果として、必ずきちんと補修されると思います。再内覧会での持ち物ですが、飲み物、メジャー、懐中電灯(念のため電池も)、携帯、スリッパ、カメラ等は、あった方が良いと思います。また、受付にて、脚立を貸し出してもらってください。(高い場所を確認するため)というアドバイス内容をお客様にご連絡させていただきました。
弊所では、再内覧会での立会いも行わさせていただいております。詳しくは→こちらへ