床下侵入調査と屋根裏侵入調査とは、重大な問題の起こりやすい床下と屋根裏部分を集中的に診断するサービスで、「基本コース」とは別途のオプションサービスとなります。
この範囲は中古住宅に限らず、新築住宅でも施工ミスや欠陥が多いため、建築士が床下や屋根裏に進入して、普通に居住している際には見えない箇所を目視にて確認をしていきます。
調査項目(床下)
- 【土台/床組】:構造耐力上支障があると思われる部材や接合部の割れや欠損、腐朽、発錆、木材含有水分率、蟻害等の跡
- 【基礎】:立ち上がり部分(屋内・屋外)のひび割れ、鉄筋の露出を伴う欠損、耐圧盤のひび割れ、鉄筋の露出を伴う欠損、防湿処置・腐食を伴う著しい隙間等
- 【束】:緩み、浮き、腐食・浮き
- 【断熱材】:落下や浮き、断熱欠損
- 【給排水管】:漏水、固定サドル未施工、給排水管カバーの不備
調査項目(屋根裏)
- 【小屋裏・各階間の天井裏】:梁・桁など構造耐力上支障があると思われる部材や接合部の割れ、金物の不足や緩み、施工忘れ、腐朽、発錆(鉄骨造)、木材含有水分率(木造の場合)、漏水の跡、蟻害等の跡、断熱材の欠損、石膏ボードの不備等
- 【換気ダクト】:接続不良・欠損