DIYされる方へのアドバイス

最近、中古戸建てを購入して、ある程度、自分でDIYもしくは、リフォームして、住みたい方が増えてきております。私のお客様にも、そういう方がおられます。非常に格安な物件を見に行くのですが、そういう物件のほとんどは、建替えが必要か、もしくは大規模なリフォーム工事が必要になる物件ばかりです。工務店などの業者に頼んで、リノベーションをすれば、問題なく住むことができますが、費用がかかります。自分でDIYを希望されるお客様は、リフォーム費用はかかっても、100万円までとかという予算が多いように思われますが、ハッキリ言って非常に難しいと思われます。

その理由としては、そういうお客様が購入を希望される格安物件は、地盤面や擁壁に亀裂が入っていて、地盤沈下をおこしていたり、あちこちに雨漏りがしていて、屋根や外壁が腐食していたりする物件がほとんどです。そのため、安全に住むためには、擁壁もしくは基礎からやり直さないといけない物件や、屋根や外壁の修理や塗装が必要な物件ですので、素人のお客様だけで安く簡単にリフォームや修理することができません。構造の欠陥及び外壁や屋根の雨漏りしている物件は、素人のお客様には手に負えることができません。そのため、費用的にも凄くかかる趣旨を説明させて頂くと、たいていは、納得していただけます。

自分でDIYできる物件は、どんな物件がいいのですか?とよく聞かれますので、アドバイスとしては、次のような物件があればおすすめです。

①できたら、平屋住宅。

②外壁や屋根が手入れされていて、外壁や屋根が劣化していない住宅。

③地盤沈下していなくて、基礎がしっかりしている。

④できたら、木造の在来工法の住宅。

上記の住宅であれば、築年数に関係なく、素人のお客様でも自分でDIYが可能だと思われます。

 

 

 

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