最近、新築マンションの内覧会のシーズンのせいか、ありがたいことに、内覧会同行サービスの依頼が急増しております。お申込みを頂いたお客様に、「報告書」は必要ですか?「報告書は、どのような内容ですか?」というよくご質問を受けます。ハッキリ言いまして、新築マンションに関しては、報告書は必要ありません。なぜなら、私が不具合箇所に付箋を貼っていき、終了後に付箋を貼ってチェックした箇所をゼネコン(施工会社)さんの担当者が図面に記入していきます。そして、内覧会終了後に、その不具合箇所を記入した図面のコピーを頂けます。(本当にまれに、図面のコピーは渡せませんと言った施工会社がありましたが、その図面を写メで撮影することには、しぶしぶ同意されたケースはありました・・)また、不具合箇所といいましても、仕上げの指摘が多いですので、写真にて撮影しても分かりにくい為、お客様には、いつも報告書は、必要ない趣旨のお話をさせて頂いております。また、どうしても、写真等に残しておきたいというお客様は、私がチェックさせて頂いている間に自分で写メやビデオ撮影をされておられます。
また、「いつもどの位の指摘箇所がありますか?時間はどのくらいかかりますか?」というご質問も時々うけます。今までの私の経験上、少ない場合は、30箇所位、多い場合は、200カ所以上です。平均的には60~80カ所位の指摘に結果的になっております。通常、業者に依頼せずに、お客様だけで、チェックされる場合は、指摘箇所が0カ所が70%位、10カ所未満が29%位だと思われます。
また、時間に関しても、70㎡位で2時間位は、チェックにかかりますが、その後、ゼネコン(施工会社)の担当者が、図面に記入される時間が1時間~2時間位かかりますので、最低でも3~4時間位は、内覧会同行に関しては、かかっております。ですので、新築マンションの内覧会同行サービスは、開始時間の関係で(10時~14時開始が多いため)1日1件しか受付けることができません。そのため、お申込みのタイミングによっては、申し訳ないですが、お断りさせて頂く事が増えてきております。
新築マンションの内覧会では、戸建て住宅と違い、法的な問題はまず発生しませんし、耐震性の確認もできません。そのため、全てのお客様にとって絶対に必要なサービスではございません。また、内覧会のチェックリストもインターネット上に出回っておりますので、建築知識がなくてもお客様だけでチェックすることは可能です。
但し、自分達だけでは不安という方、少しでも良い状態で入居したいという方、施工会社に不信感を覚えた方、自分は、購入した喜びに浸りたいので、チェックは業者に任せますという方等、新築マンションの内覧会同行をご検討されているお客様は、お早めにお申込みください!
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