
『既存住宅状況調査サービス』とは、国が定めた最低限の基準をもとにした中古一戸建ての建物調査で、主要構造部分に劣化現象がないかどうかを調査する住宅診断サービスです。
下記のような方は、ぜひご利用ください!
- これから物件を売却しようとしているもしくは、売却中の売主様。
- 売り物件の仲介をされている不動産会社様。
- 最低基準の住宅診断・ホームインスペクションをしておきたい買主様
メリット!
- 不動産売買契約時において、重要事項説明に添付できる『建物状況調査の結果の概要』が発行されます。
- 住宅の構造部分に大きな欠陥があるかどうかがわかります。
- 検査時間が1時間~2時間位の短時間ですみます。
サービスの具体的な内容
・構造耐力上主要な部分(木造の場合)
調査箇所 | 確認する劣化事象 | 確認方法 |
---|---|---|
基礎 | 幅〇.五ミリメートル以上のひび割れ 深さ二十ミリメートル以上の欠損 コンクリートの著しい劣化 さび汁を伴うひび割れ又は欠損 鉄筋の露出 |
目視・計測・打診 |
土台及び床組 | 著しいひび割れ、劣化又は欠損 | 目視・計測 |
床 | 著しいひび割れ、劣化又は欠損 著しい沈み 千分の六以上の勾配の傾斜(凹凸の少ない仕上げによる床の表面における二点(三メート ル程度離れているものに限る。)の間を結ぶ 直線の水平面に対する角度をいう。) |
目視・計測 |
柱及び梁 | 著しいひび割れ、劣化又は欠損 梁の著しいたわみ 柱の千分の六以上の勾配の傾斜(凹凸の少な い仕上げによる柱の表面と、その面と垂直な 鉛直面との交差する線(二メートル程度以上 の長さのものに限る。)の鉛直線に対する角度をいう。) |
目視・計測 |
外壁及び軒裏 | 【イ.乾式仕上げの場合】 合板、ラス網、ボード、防水紙、構造材その他の下地材(以下「外壁等下地材」という。)まで到するひび割れ、欠損、浮き、はらみ又は剥落
複数の仕上材にまたがったひび割れ又は欠損 金属の著しいさび又は化学的侵食 【ロ.タイル仕上げ(湿式工法)の場合】 外壁等下地材まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ又は剥落 複数の仕上材にまたがったひび割れ又は欠損 仕上材の著しい浮き 【ハ.塗壁仕上げの場合】 外壁等下地材まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ又は剥落 仕上材の著しい浮き 【ニ.その他の仕上げの場合】 イ.からハ.までの場合における劣化事象等に準じるもの |
計測・目視・打診 |
バルコニー | 支持部材又は床の著しいぐらつき、ひび割れ又は劣化 | 目視・計測 |
内壁 | 合板、ボード、構造材その他の下地材(以下「内壁下地材」という。)まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ又は剥落 千分の六以上の勾配の傾斜(凹凸の少ない仕上げによる壁の表面と、その面と垂直な鉛直面との交差する線(二メートル程度以上の長さのものに限る。)の鉛直線に対する角度をいう。) | 目視・計測 |
天井 | 合板、ボード、構造材その他の下地材(以下「天井下地材」という。)まで達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ又は剥落 | 目視 |
小屋組(下屋部分を含む) | 著しいひび割れ、劣化又は欠損 | 目視・計測 |
その他 (蟻害) (腐朽・腐食) (配筋調査) (コンクリート圧縮強度) |
(蟻害・腐朽・腐食)蟻害・腐朽・腐食の有無
(配筋調査)配筋間隔の測定 (コンクリート圧縮強度)コンクリート圧縮強度の計測 |
目視・打診・計測 |
・雨水の浸入を防止する部分(木造の場合)
調査箇所 | 確認する劣化事象 | 確認方法 |
---|---|---|
外壁 | シーリング材の破断又は欠損 建具の周囲の隙間又は建具の著しい開閉不良 |
目視 |
軒裏 | シーリング材の破断又は欠損 軒裏天井の雨漏りの跡 |
目視 |
バルコニー | 防水層の著しいひび割れ、劣化若しくは欠損又は水切り金物等の不具合 | 目視 |
内壁 | 雨漏りの跡 | 目視 |
天井 | 雨漏りの跡 | 目視 |
小屋組 | 雨漏りの跡 | 目視 |
屋根 | 【イ.屋根葺材による仕上げの場合】屋根葺材の著しい破損、ずれ、ひび割れ、劣化、欠損、浮き又ははがれ
【ロ.その他の仕上げの場合】防水層の著しいひび割れ、劣化若しくは欠損又は水切り金物等の不具合 |
目視 |
※床下・屋根裏詳細調査などのオプションがない場合、床下は点検口や床下収納庫などから目視可能な範囲、屋根裏も点検できる箇所から目視可能な範囲となります。
※検査の所要時間は、1時間~2時間です。
※報告書は、チェックリスト表および不具合報告書になります。
※重要事項説明に添付できる『建物状況調査の結果の概要』を発行致します。
既存住宅状況調査サービスのオプション
■床下の詳細調査、屋根裏の詳細調査 ・オプション利用が無い場合の床下および屋根裏の調査は、点検口などの確認できる箇所から覗いて目視できる範囲が調査範囲となりますが、この「床下の詳細調査」「屋根裏の詳細調査」は床下や屋根裏に入って移動できる範囲で目視調査を行います。 ・但し、点検口等の入り口が無い場合や入口があってもスペースの関係で検査担当者が進入して移動できない場合には対応致しかねます。 ・オプションの利用有無について現地判断をご希望の場合は、必ずお申込時にその旨をお申し出ください。事前にお申し出が無い場合には、準備がなく対応できないためです。 ![]() ![]() ![]() ![]()
・床下詳細調査を選択して頂いたお客様は、シュミットハンマーによるコンクリート強度測定をプラス1万円(税別)にて選択していただけることができます。 ・床下の任意の3カ所にて測定いたします。 ・コンクリートに打撃を加え、返ってきた衝撃の反射の強さを図ることでコンクリートの強度を測定する方法です。コンクリートを破壊しないで強度の測定をする方法です。 ・基礎コンクリートの劣化状態を確認し、建物の安全性の確認をします。 ・劣化は進行すればするほど、その補修にかかる時間やコストもかかるだけでなく、元の性能に戻る可能性も低くなります。建物の安全性や資産性を損なわれる前に、早期に対応することが有効です。
■耐震診断 ・ご要望が多かったため、耐震診断もオプションとして選択して頂けることが可能になりました。詳しくは、こちらをご覧ください。
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使用する工具
サービス料金
基本料金 | 32,000円(税込35,200円) |
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追加料金 | 120㎡を超える場合、1㎡につき、500円(税別)かかります。 |
床下詳細調査(オプション) | 15,000円(税込16,500円) |
床下詳細調査(オプション)
コンクリート強度測定付き |
25,000円(税込27,500円) |
屋根裏詳細調査(オプション) | 10,000円(税込11,000円) |
耐震診断(オプション) | 30,000円(税込33,000円) |
必要書類 | 間取図・登記簿謄本(土地・建物)の写し・その他 |
支払方法等 | 支払時期:後払い(詳細は支払方法・支払時期・キャンセル料について) |
その他 | 重要事項説明に添付できる『建物状況調査の結果の概要』を発行致します。 |
申込日 | 空き状況にもよりますが、前日のお申し込みでも対応可能です。但し、ご予約が一杯の場合はお断りさせて頂く場合がございますので、お早めにお申し込みください。 |
☎ 078-787-2378 FAX 078-787-2379