
リフォーム済みの中古戸建物件は、注意が必要ですよ!
実際に、弊所で、インスペクションをさせて頂いた物件でも、様々な問題が発覚しています。
不動産屋さんに案内されて、見てみたら、外壁が塗り替えられていて、お部屋も綺麗になっているし、設備機器も新しくなっているので、築年数の古い物件だけど、すぐに住むことができ、中古物件なので、新築物件よりも値段が安い等、いいことばかりに見えますが・・・・中には、注意が必要な物件がありますよ!
どういう注意が必要か?と言いますと、見えない場所(床下や屋根裏)に注意が必要です。
特に、不同沈下を起こしている場合が時々あります。それは、表面的なインスペクションだけでは、わからない場合がありますので、必ずリフォーム済み物件は、特に床下の詳細調査をされた方が良いと思います。
不同沈下を起こしている物件でも、床下で調整することにより、建物が水平に保たれているように見せることは可能です。そのため、1階や2階の部屋で、水平レベルを計測しても、勾配がほとんどない場合もあります。
また、床下で時々あるのは、シロアリ業者が勝手に基礎を破壊していることもあります。(もちろん、補修もしておりません)また、配管の水漏れ(リフォーム業者の施工ミス)もありますので、リフォーム済み物件の購入を検討される方は、ぜひ、見えない場所(屋根裏や床下)をチェックしてください!
※不同沈下とは・・・・建物が不揃いに沈下を起こすことを言います。家全体が均等に沈下するのではなく、一方向に斜めに傾くような状態のことです。
床下や屋根裏だけの詳細調査を希望される方は →もぐる専門サービス
中古住宅のインスペクションを希望される方は →中古一戸建て住宅検査サービス